英語だけでなく、語学やスキルの習得には、継続して学び続ける習慣を持つことが必要です。学び終わることがない語学、英語だからこそ、日常生活の中で英語を使い、英語に触れる場面を積極的に作り出していくことで、効率よく英語力をアップしていくことが出来ます。社会人の方はとくに忙しく、難しいと感じる方も多いと思います。5分でもいいので少しずつ英語を使う習慣づくりにチャレンジしていきましょう。

英語学習をしたいけど何から始めていいのかわからない。日常英会話ができるよう単語を増やしたいけど、どうアプローチしていいのかわからない。そんな方は、日常生活の中から自分に近い単語からスタートしてみましょう。例えば、今どこにいますか？そこには何が見えますか？あれ、これって英語で何て言うだっけ...？意外と答えられない英単語があることに気づくはずです。このように生活の中で自分にとって身近な単語は、日常英会話をする中でもあなたに必要な単語になります。そして、あなた専用の単語リストに１つ１つ追加されていくのです。

日常生活で自分に身近な英単語を少しずつ覚えていけるようになったら、短いセンテンスで表現できるように練習していきましょう。例えば、water「水」→ a glass of water「（コップ）一杯の水」→ This is a glass of water.「これは一杯の水です」もしくは There is a glass of water.「一杯の水があります」 など…とてもシンプルですが大事なステップです。慣れてきたら、その物について更にどのように表現できるのかを考えてみましょう。例えば、It’s yours. 「それ（その水）はあなたのです」It’s beautiful. 「それは綺麗です」It ‘s on the table.「それはテーブルの上にあります」…このステップを繰り返していくことで、短いセンテンスでも表現の幅が着実に広がっていきます。

家族や友達と、もしくはビジネスシーンでなど、誰かと話す時につい出てくる言葉、使いがちなフレーズを意識したことはありますか？こういう身近な言葉やフレーズが、普段から母国語（日本語）でも使う頻度が高いため、意外と覚えやすいのです。例えば、Actually「実は、実際は」や、Basically「基本的には、本来は」など、よくネイティブも使っています。まずは自分の口ぐせを知ることで、困ったときの会話中のつなぎにもなりますし、少しずつ使えるようになることで自然な英会話へのステップアップとなります。